【特別捜査 密着24時】氷室征司のカレ目線「愛と誓いをお前に」のレポートです。
氷室征司のカレ目線「愛と誓いをお前に」のあらすじ
氷室先生が家を出て行く時に、父親に話す時間がほしいと言い、
父親も帰ってくることを約束する。
姉の凛子と話しながら待つものの、
一向に帰ってくる気配がない。
父親との蟠りを解消したい。
そんな葛藤と僅かな希望を持っていたものの、
やはり父親は帰ってこず話せないまま、
最後に姉の凛子にお礼を言い、
姉に感謝しながら家を後にする。
目が覚めた氷室先生は懐かしい頃の夢を見ていた。
いつも口うるさくいう坂巻先生が最近は大人しい。
それを指摘すると、主人公がいるから任せていると坂巻先生は言う。
そんな坂巻先生の気遣いは坂巻先生と出会った大学4年の頃から始まっていた。
大学の頃から父親の愛人である坂巻先生の存在を知ってはいたけれど、
関わることをしないまま、監察医務院で仕事をしていた。
監察医になって2年経ったある日、
法医学教室で恩師に会い、
氷室先生の熱心なファンが学生が来ているという。
それが坂巻先生だった。
人懐っこい坂巻先生に疑問を持ちつつも、
父親の愛人の子が頭に染み付いて、
氷室先生自身が受け入れることができないままでいるが、
人懐っこい坂巻先生は容赦なく氷室先生を慕って話しかけてくる。
心の何処かで父親がちらつくものの、
坂巻先生自身は嫌いでないことを認めるようになっていった。
姉の凛子と家族で墓参りしたいことを言われるが、
中々父親との接点を付けられずにいる。
回想が終わり、
坂巻先生は出会ったことから、
弟・部下・友人という不思議な関係であることが続いている。
家に帰宅すると電気が付いているのに、
主人公の姿がなく、雷が鳴り続けているー。
氷室征司のカレ目線「愛と誓いをお前に」の感想
氷室先生が主人公との結婚に向けて動き出す事、
結婚に向けて再び父親と向き合う事、
坂巻先生と父親、そして氷室先生の関係に新たな進展があると事、
主人公と氷室先生の父親の接点、
それぞれの人間模様が散りばめられています。
そして主人公の影響で、前向きに動こうとする氷室先生がたまらないですね。
あんなに頑なに避けていた父親と主人公の為に向き合う決心をするのですが、
人って変わるもんだなぁと。
それも一重に主人公の愛情のおかげなのですが、
本当にこの【特別捜査 密着24時】の主人公は好感が持てます。
主人公がいたからこそ、
氷室家全体が繋がったみたいなものですよね。
愛人の子である坂巻先生も含めて、
家族に戻った様子が描かれているのを見ると嬉しくなってしまいます。
氷室先生が主人公に甘々になっているのも見ものです(^^♪
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