【ドラッグ王子とマトリ姫】「捨てた正義、手にした温もり〜with 服部〜」のあらすじと感想です。
服部耀の本編の前日譚となりますので、本編ストーリーを楽しみにしている方は是非読んでください!
「捨てた正義、手にした温もり〜with 服部〜」のあらすじ
カレが抱えた『後悔』を彷彿とさせる事件はマトリとの合同捜査!?
ある違和感からあなたに迫る危機を察知したカレが投げ捨てたのは…
「道徳とか倫理がどうの、っていうなら」
「いっそ、俺と付き合っとく?」
代わりに手にしたのは弱さと確かな温もり。
カレの言葉で語る、正義を貫く逃避行の前日譚ーー
突然降って湧いた上からの命令。
それはマトリとの合同調査だった。
様々な思惑が交錯する中、服部耀はキナ臭い違和感を感じる。
それは過去に幼馴染であるカイが、突然自殺したことを思い出させた。
絶対に自殺なんかじゃない。
その事で今、自分が所属する組織に正義はあるのか?と疑惑が深まることになる。
マトリとの合同捜査はヒロインが指名される。
マトリからの指名でもなく、上からの命令だったことに気付いた服部は、秘密裏にマトリの課長・関大輔と連絡を取り合うのだがーーー?
「捨てた正義、手にした温もり〜with 服部〜」の感想
服部耀の本編が始動しそうな感じですね。
今回の誕生日ストーリーは本編の前日譚です。
ストーリーは服部耀視点で4話まで綴られ、最後はヒロイン目線の5話の構成です。
正直、読んでいて真っ先に思い浮かんだのは山崎慎一郎ですね。
彼もまた警察庁の腐った部分に絶望して、警視庁を捨てた人間です。
警視庁を捨てたその先にあるもの、きっとヒロインと耀さんの心の闇と警視庁の闇を一掃するんじゃないかなと思います。
そういう意味では山崎慎一郎は、警視庁の外から暴く側になる予定なのかな…。
服部耀も心に根深そうな闇を抱えているようで、その触りが描かれていました。
きっとこのストーリーと通じて、その闇と対峙することになるんじゃないかなと思っています。
耀さんがいつもどこかでブラブラして、何をしているのかが分かる場面もあります。
部下が耀さんを探すのに苦労しているが分かりますね(^_^;)
部下にいつも無茶しろと言いつつも、反面自分の力量が分かっていない新人部下はバッサリ切り捨てて、守りきれない物は捨てるしかないと言うけれど、実は守りたいからなんだろうなと思いました。
耀さん、部下に自分が敵になったら真っ先に撃てと言いましたが、きっとこれがストーリーの最後のトリガーになってるかもしれません。
耀さんは正義を捨てたけれど、きっと心の中にある自分の正義は捨てていないんじゃないかな?
だって捨ててたら、ヒロインを命がけで助けようとはしないですし。
自分の中でとっくに捨てていた正義に対して信用しているヒロインを、どう調教していくのか見ものですねw
ヒロインの中にある正義か耀さんの正義、どっちを信じさせるのか?
それもこのストーリーの鍵になるんじゃないかなとか、勝手に想像したりしています。
耀さんの本編ストーリーは、警視庁の正義と自分の正義との戦いでもあるんだなと。
今まで見過ごしていると見せかけつつ、ずっと調査し続けて、やっとヒロインがキッカケで時は満ちたーーという感じでしょうか。
耀さんの中の正義がどういうストーリーになるのか本編ストーリーが楽しみです。
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