「桐嶋宏弥本編第1章」ステージ11〜20の攻略

宮瀬豪が鼻歌歌いながら、庭でソメイヨシノの剪定をしていたら、新堂清志が桐嶋宏弥を探していた。

頼まれていた地酒を持ってきて、手間賃を回収したいそうだが、話に気を取られてしまった宮瀬豪は、ドジっ子力を発揮してしまい、脚立から落ちてしまう。

一方で、桐嶋宏弥はヒロインと一緒に熊谷楽人が乗った50ccバイクを追いかけていた。

桐嶋宏弥の運転が丁寧な反面、熊谷楽人の運転が荒いのが気になると、乗り気じゃない運転は荒くなるという桐嶋宏弥の過去を垣間見る。

しかし、今は追跡が優先。
と思いきや、車内から猫の鳴き声が聞こえて、ヒロインと運転を代わることになる。

猫の鳴き声の正体は、車内緊急システムだった。
どうやら、宮瀬豪のポケットの中にSOSボタンがあり、脚立から落ちた拍子に反応してしまったようだった。

緊急事態ではない事に脱力して、どこか安堵している。

桐嶋宏弥に踏み込んで良いラインの様子を見ながら、慎重に会話を選ぶ。

どうやら、にゃんこSOS（仮）というのは緊急連絡システムらしい。

良い奴だなと言われ、桐嶋宏弥が気になるヒロインは、会社というキーワードを含めて質問してみる。

外出時に桐嶋宏弥の心配が少しでも減らせるよう開発したものだと聞き、ボスを心から尊敬している様子がうかがえた。

ボスが女性かもと思っていたら、運転は性格が出ると言われて、ヒロインも桐嶋宏弥を穏やかな性格というのだが、怪訝な顔される。

熊やんがビジネスホテルに入ったところで、宏一に連絡をする。

上手く熊やんの隣りの部屋を確保した2人。

桐嶋宏弥は黒いトートバックからコンクリートマイク（壁越しに機能する集音器）を当てて、早速隣りから部屋が聴こえないか確認する。

熊やんは電話をしており、部屋で誰かと待ち合わせしているのが分かった。

宏一からは絶対に誰にも見つからないように指示される。

立ったまま聴いているのがキツくなり、ふと椅子を探していると、このホテルがビジネスホテルではない事に気付く。

急に意識してしまって、仕事に集中しようとした所に、桐嶋宏弥が気づいて、メニュースタンドに気付かないように祈るが、勘の良い宏弥は気付いて、意外にも赤面されてしまう。

釣られてヒロインも赤面してしまう。

そうこうするうちに隣りに動きがあり、2人くらい部屋に入るのが分かった。

熊やんは相手に今している事を止めたいと懇願する。

男たちは熊やんを痛め始めて…我慢できなくなった2人は、突入する事に決める。

部屋に突入した桐嶋宏弥は滅茶苦茶強かった。

的確に相手の急所を狙って一瞬で全員をKOさせてしまった。

熊やんはボコボコだったものの、命に別状はなく、桐嶋宏弥はそんな熊やんに通報する旨を伝え、きちんと話すように伝える。

そこで、ヒロインは開いてないはずのドアがゆっくり開かれるのに気付き、手にナイフを持った奴が桐嶋宏弥の背中を狙ってきた。

とっさに手元にあった枕を掴んで、桐嶋宏弥を庇う……

ナイフを止めたヒロインに再度ピンチが訪れようとした時、桐嶋宏弥は見事にヒロインを守った。

必死な桐嶋宏弥はヒロインの両肩を掴んで、無事を確かめる。

ホッとしたものの、桐嶋宏弥の手はガチガチに震えていた。

守れなかったわけじゃない。

と言う言葉を残して手が離れていったーー。

宏一からいつもの焼肉屋で待っているように指示され、遅れて宏一がやってくる。

この件でテンペランスの教祖であるベルゼブブの店長・田所が逮捕され、熊やんは運び屋だっただけで、執行猶予だけで済みそうだと言う事に安堵する。

しかし真紋組の幹部クラスが1人もいなかった事で、この件で終わりではないことを告げられる。

宏一は桐嶋宏弥に言う、まだ誰かのヒーローをやっているんだなと。

ここでヒロインは思う。
桐嶋宏弥の心を見つめていればーーと。

心地良い運転に眠気が出てきて、睡魔に襲われそうになると、桐嶋宏弥は気を使って寝ているように言われるが、必死に起きていようとするものの、大アクビが出てしまう。

でも、今日一番の功労者の運転手の横で寝れるほど神経太くないというと、桐嶋宏弥から尾行されている事を指摘される。

尾行を撒くために、危険なドライブに付き合ってもらうと言われて、いきなりUターンして悲鳴をあげるのであった。

その頃、九条家では当主である九条壮馬が桐嶋宏弥が気になってソワソワしていた。

新堂に気になるなら放し飼いしなければ良いと指摘されるが、九条壮馬と桐嶋宏弥は互いに対等である事を伝える。

一方で、尾行されていた桐嶋宏弥とヒロインの2人は、一発で撒いてテンション高い。
それもヒロインが怯えないようにする為の気遣いだった。

コロコロ印象が変わる人で、その全てが印象が的な人。
それが桐嶋宏弥に対して思ったことだった。

尾行を警戒した桐嶋宏弥は、車をパーキングに停めて、電車でヒロインの家まで帰る事にした。

最寄りの駅で既に嫌な予感がしていた桐嶋宏弥は、ヒロインの自宅前に見慣れぬ車2台を発見する。

月見酒の公園で、桐嶋宏弥は尾行がヒロイン目当てである事を伝える。

心当たりは2つ。

以前の事件での逆恨み。
そして、薬効体質。

桐嶋宏弥を巻き込むわけにはいかない。

そう思ったヒロインは、上司である関大輔に指示を仰ごうとするが、充電が切れていた。

すると、桐嶋宏弥はこの状況を九条壮馬は分かっていたのだろうと言い、面と向かって確認させてくれと言う。

真っ直ぐ真剣な表情で伝えてきた言葉は、ヒロインの素性を既に知っているという事だった。

その上で、ボスに危害を加えるための罠ではない事をヒロインに確認する。

守ると言ってくれて、今まで側にいてくれたこの人への答えは、信頼してもらえるように正直に答えること。

桐嶋宏弥のボスが九条壮馬である事を打ち明け、九条壮馬に電話して、ヒロインが尾行されて帰れない事を伝えると、九条壮馬はウチでお泊まり会しろと言うのであった。